前進……。
こんにちは。
ニャンザブローです(=^_^=)
今、夕方のニュース番組を観ていました。
特集で、「犬の車いすを作る夫婦」というのをやっていて、見入っていました。
何らかの理由で歩けなくなってしまったワンちゃんのために、犬用の車いすを製作する工房を経営していらっしゃるご夫婦のお話です。
そのご夫婦の工房には、様々な事情により車いすを必要とするワンちゃんの飼い主さん達が救いを求めて訪れます。
年老いて足の筋力が衰え、寝たきりのような状態になってしまった子。
ヘルニアが重症化し、立ち上がることすら出来なくなってしまった子。
ワンちゃんって、歩けなくなるとあんなにも悲しそうな顔になるのですね。
大げさではなく、ほんとに生きる気力を無くしたような…あんな力の無い目をするのですね。
こっちまで悲しくなります。(´・_・`)
私達人間だって、もし事故や病気で歩けなくなったら、きっともう気持ちはどん底ですよね。
勿論、普段そんなことを真剣に考えたりしないし今は歩けるのが当たり前だから、歩けなくなった時のことなんて想像がつきません。
あのワンちゃん達は、私なんかが思う何倍もの苦しみを感じているのでしょう。
そんなワンちゃんを、どうにかしてまた歩けるようにしてあげたいと、飼い主さん達がやって来るわけですね。
その工房のご夫婦は、奥さんが訪れたお客さんの話を聞いて、ご主人が車いすを作るという役割分担。
「うちのパパの作る車いすは、本当にどれもパーフェクトなんですよ」と、にこにこ笑っている奥さんの顔が印象的です。
ご主人の方は、犬用の車いすを作り始めてまだ年月が浅いとのことですが、
工房には沢山の犬用車いすがあって、ご主人がどれだけ熱心に作業なさっているかが窺えます。
犬用の車いすを作るって、ワンちゃんによってサイズも違うし、本当に色々な微調整をしてその子専用のものになるんですね。
ミニチュアダックスフントだったりパピヨンだったりダルメシアンだったり…
本当に様々な犬種がやって来ます。
その特集では、ご主人が、ヘルニアによって歩けなくなった大きなダルメシアンのために車いすを作ってあげていたのですが、
初めて車いすを装着されたそのワンちゃんがゆっくり歩き始めたのを見た瞬間、すごく嬉しい気持ちになりました。
よたよたと、動く前脚を力いっぱい使って、本当にゆっくりでしたが自分で前に進んだのです。
感動ですよね。
そしてまたその時の顔つきが…。
「ぼく、歩いてるよ」って。そんな顔をするんですね、ワンちゃんって。
観ていて幸せな気持ちになりました。
私はいつになったら“前に進める”のでしょうか……。(^_^;)
では、今回はこの辺で。
またアホ丸出しの文章に付き合って頂きありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します。
ニャンザブローでした(=^_^=)